今回は家庭でタイ料理を作るときに、家庭菜園で作っておくと本格的になる、おすすめの野菜を紹介します。スーパーで手に入りにくかったり、とれたてのハーブの香りを楽しみたい人にはうってつけです。
今回は、次の観点で設定してみましたので、タイ料理にぜひお試しください。本格的なタイ料理にぐっと近づくと思います。
- プランターでも育てやすい
- より本格的なタイ料理の雰囲気が楽しめる
- 長く楽しめる
- 簡単に育てられる
ホーリーバジル(ガパオ)
最近おなじみのガパオライスを作るときに必要なハーブです。ホーリーバジルがあるか無いかで、本格感が全く違ってきます。市販されている食品や弁当、外食店でも使用していないケースも見られるほど、手に入りにくく変色してしまうため保存が難しいハーブです。ただ、庭や畑に植えると丈夫で簡単に育てられ、必要な時にとって食べられるので、本格ガパオライスがぐっと身近なものになります。落ちた種からも来年生えてくるくらい丈夫なハーブです。
種まき時期 :4~6月
育て方のコツ:夏の野菜なので水を切らさないようにし、畑の場合はマルチをすると良いでしょう。
料理 :ガパオライスなど
コリアンダー(パクチー)
本格タイ料理に限らず、色々なアレンジメニューに使われるようになってきたハーブです。スーパーマーケットで見かけるときも多くなってきて、手に入りやすくなってきますが、とれたてのハーブの香りの違いは歴然としています。また、ハーブは手近なところにあることで、料理の幅が広がるので栽培はおすすめです。育て方も簡単で、ぐんぐん育ちます。また、収穫時期も長いので、何回かに分けて種をまいておくと、長く収穫が楽しめると思います。
種まき時期 :3~4月、9~10月
育て方のコツ:夏の野菜なので水を切らさないようにし、夏の暑さには意外と弱いので、日よけをす
ると良いでしょう。
料理 :タイ料理であれば必ず使うほどメジャーです。インスタントラーメンに添えるだけで
も、エスニックな雰囲気が味わえます。
プリッキーヌ
タイ料理に使われる唐辛子です。日本のものとは違って、風味の特徴がしっかりしているため、辛味だけでなくハーブの要素としても楽しめると思います。ただ辛いだけでなく、タイ料理をぐっと引き立ててくれると思います。
種まき時期 :4~5月
育て方のコツ:夏の野菜なので水を切らさないようにし、日本の唐辛子と同様に育てれば問題なく育
つと思います。収穫の際には辛味が強いので、汁が皮膚につかないように注意してく
ださい。
料理 :辛さ=プリッキーヌと言っても過言でないくらい、タイ料理であれば必ず使うほどメ
ジャーです。さまざまな料理で試してみるのもお薦めいたします。また、冷凍保存しておくと長く
便利に楽しめます。
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